復興予算の流用や便乗が問題になっています。
復興予算というのは、読んで字の如く「復興のための予算」です。
被災地の復興を目的として、国民も臨時増税で税金を払っています。
そのお金は被災地の企業の再生や被災地での雇用を拡大させるとか、
被災者の一日も早い自立などに使われると思うのが普通の感覚です。
だけど…
・沖縄県国頭村の海沿いの国道の補修工事費として5億円?
・北海道と埼玉県川越の刑務所の職業訓練に2800万円?
・被災地でのテロ対策の車購入に2800万円?
・反捕鯨団体対策と調査捕鯨への補助として23億円?
・老朽化した国立競技場の補修費に3億円?
・岐阜県関市にあるコンタクトレンズメーカーの新しいライン建設の補助?
・終了したはずの事業=外国人の若者を日本に招待する青少年交流=の復活?
これ、全く意味不明なんですけどぉ?
繰り返しますが、復興予算というのは
東日本大震災で蒙った甚大な被害を一刻も早く復興させるための予算です。
平成24年度予算概算決定概要を見ても
「東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するため」とか
「東日本大震災からの復興に関する事業に係る経費」とあります。
まぁ、かな~り、無理むり拡大解釈すればアリなのかも知れません。
岐阜県関市にあるコンタクトレンズメーカーでも
「被災地の雇用の維持と創出に貢献できると判断した」そうです。
ただ、その一方で岩手や宮城、福島の被災3県では
補助金支給の対象になった企業が全体の約5%しかないそうです。
そもそもコンタクトレンズメーカーやらシーシェパード対策やらに
被災地復興の名のもとに支払った税金を使われると知っていたら、
大多数の国民は臨時増税に「YES」とは言わなかったと思います。
そして、あろうことか東日本大震災の復興予算を巡る衆院の小委員会で
被災地と直接関係のない予算についての審議をしようとしたら、
過半数を占める民主党委員が欠席したことで流会になってしまいました。
与党のクセに、何やってるんですか?
バッカじゃないの?
本ッ当に、こんな無責任かつ恥知らずな民主党に投票した方々は
心の底から懺悔して頂きたいものです。
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