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石原都知事の辞任会見メモ

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石原都知事が辞任しました。
あーーーーーーービックリした(@_@;)
尖閣諸島の買い上げの時もそうでしたが、
本当にこの方には驚かされます。

辞任会見のコメント、自分用の覚書コピペです。
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これからやろうとしていることはすべて、東京都知事として過去14年間やってきたことの延長です。

 首都の行政を預かり、国家との摩擦の中で感じてきたのは、この国を実質的に牛耳っている中央官僚の独善。彼らは、自分たちの特性を「継続性」と「一貫性」と言うが、この変化の激しい時代に、継続性と一貫性にこだわっていて何ができますか。

 国自身の発意で解決してもらいたい大きな矛盾をいくつか抱えている。最たるものは、占領軍が一方的に与えた、あの醜い日本語でつづられた憲法だ。いろいろな悪い影響を日本に与えてきたし、(評論家の)吉本隆明氏ではないけれど一種の「共同幻想」を培った。絶対平和という日本人独特のパシフィズム(平和主義)を、ですね。

 さらに、あの憲法の非常にいびつな、権利と義務のインバランス(不均衡)が日本人に我欲を培い、国民全体がセルフィッシュ(利己的)になってきた。それに政治が迎合せざるをえない今日の状況を作った。

中央官僚の一番の欠点は発想力がないこと。だから、問題を全部棚上げにして先送りする。地方がそれでどれだけ割を食ってきたか。そういう通弊を私たちは変えなくてはならない。

 日本の国家の会計制度ほどばかげたものはない。単式簿記の会計制度でやっている国は先進国で一つもない。複式簿記にして外部監査を入れたらいい。会計検査院は、役人が役人を調べる。これでは財政の虚構が暴かれるわけがない。この国にはバランスシートが、財務諸表がないんですよ。これで健全な財政運営ができますか。

 旧文部省が主導したゆとり教育はどうなりましたか。あれで、たちまち学力が落ちた。自分たちの犯した過ちを文部省が公式に取り消しましたか。ゆとり教育なんて、バカなリーダーシップだ。

 厚生労働省に関しても私たちは本当に苦労した。今、子供の育成にはみんな頭を悩ませている。しかし、都会で保育所を造ろうと思ったら国の規格ではとてもできない。

「預かっている子供1人あたり1・5坪の遊び場作れ」と言われたってね、新しい保育所建てようと思って20~30人の子供を預かるとして、これだけの土地を買おうとしたら、べらぼうな値段ですよ。こんなもの、なんで変えないのか。都会であれば、都会の土地の値段の特性を踏まえた保育行政を、国がやらなかったらだれがやるんですか。

 私が代議士のころから取り組んできた米軍横田基地の問題。日本で一番長いランウエー(滑走路)を持った飛行場が米軍に占領されっぱなし。何で活用できないのか。外務省は怖がって動かない。外務省にとってのタブーってのはいろいろあるんでしょうな。アメリカ様もそうだろうし、このごろではシナ様もだ。

 今度の尖閣諸島(沖縄県)の問題でも、漁民を救うために、船だまりをなぜ造らないんですか。世界全体の船が通行するあの危険な海域に大きな灯台を造ればみんなよく分かりますよ。外務省はそれすら反対する。とにかく、東京が思いついて東京の発想でやろうと思ったことを、国は、妨害とまでは言わないが、知らん顔で無視してきた。

そういう苦い経験をなめてきたから、私は「もうこれは限界にきたな」と思ってね。いい年ではありますけど、この中央集権、明治時代以来続いている官僚制度ってものをね、ここらへんでもう一回シャッフルしなかったら国民が報われない。廃藩置県で殿様はいなくなったけど、代わりに各県に官僚出身の知事を送り込んだだけ。結局、中央支配っていうのものは徳川時代の幕藩体制以上に徹底されてきた。

 ということで、有志の仲間と話し合い、新党も作り、大阪にもその機運がありますが、そういう仲間と力を合わせることにした。この日本を支配している、非常に硬直した中央官僚の支配制度を変えないとだめです。本当に性根を据えて役人と戦っていかないと、この国はずるずるずるずるアリジゴクに入ったみたいに沈み、そのうちに窒息して死にますな。

 とにかく私も、最後のご奉公をしようと思って知事を辞退することに決めました。これで政治家を辞めるわけではありません。もうちょっと違った形で、大きな形で、お国に最後のご奉公をしようと思ってます。

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日々これ修行|はっちゃけヤフオクマニアのぶっちゃけ日記

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