オークションで欲しい商品が目に留まったら、出品者の評価をチェックすることが大切です。
もちろん欲しい商品であっても悪い評価が多ければ躊躇すべきですが、気になるのは評価のパーセンテージです。
以前のような単純に良い評価と悪い評価の数ではなく、総合評価と良い評価が〇〇%などと表示されるようになったので判断材料が増えたとも思えますが、逆にパーセンテージだけで判断すると思いがけない落とし穴にハマる危険があります。
評価をパーセンテージで書く場合、同じ「悪い評価2」でもトータルの評価がまだ10しかなければ「80.0%」になり、かなり低い印象になります。
逆にトータルの評価が1,000であれば「悪い評価2」で全体の評価が99.8%なので、ほぼ問題ないように見えますよね。
全体の評価の数が多ければ多いほど悪い評価が埋もれますが、どういう理由で悪い評価を受けているかをチェックしないと、パーセンテージだけで判断することが正しい判断を鈍らせる危険があるように感じています。
しかも1,000件よりも古い評価はカウントされていないので、評価数が多ければ多いほど過去の悪行が隠される仕組みになっているのです。
実際、自分でオークションを見ていて欲しい商品がある場合まず出品者の評価を見ますが、「総合評価: 30274 良い評価 99.8%」などと書いてあれば一件よい出品者のような印象を受けますよね。
欲しい商品であればあるほど認知にバイアスがかかって入札したくなりますが、たった2つの悪い評価が許容範囲内のものか、非常に悪質なものか、具体的に見ておくべきです。
例えば商品に致命的な瑕疵があるにも関わらず画像では見えないように隠していたとか、新品同様と書かれていたのに実際に届いたものがボロボロの中古だったなど、出品者の人柄を疑うような悪い評価かも知れません。
もし自分が不幸にしてその0.2%に該当してしまった場合、そのリスクは計り知れません。
トータルの評価数が多い出品者であればセミプロの転売屋だったり古物商取得のプロのリユース店の可能性も高く、職業意識や責任感の強い方であればいいのですがお金のためだけに転売をしていて取引の数はあるけれど質は高くない可能性も充分にあるのです。
以前のように良い評価数と悪い評価数が表示されていた方が判断しやすかったようにも感じていますが、総数におけるパーセンテージは計算が面倒だし(笑)
判断材料として大切ではあるので、両方ともチェックすることを忘れないようにしましょう。
両方とも一目で見れる場所に表示されていれば一番いいのですが、Yahoo!がそんなに親切なワケはないだろうなぁ(´-ω-`)
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