ヤフオクには「違反商品の申告」という制度があります。
要するに、ヤフオクの規約に違反してる出品があったらチクってね！という趣旨です。
当該ページには「違反商品を見つけた場合、以下のフォームよりご申告ください。」と書かれて、申告内容を一つ選択するようになっています。
- 出品物と直接関係のない画像や単語を商品タイトルや商品説明に掲載すること
- 商品等と関係のないカテゴリーに出品すること
- 同じような商品等を1日に2オークションID以上で出品すること
- オークションシステム利用料分の負担を落札者に求めること
- 偽ブランド品など第三者の権利侵害が疑われるもの ※詳しくはページ下部をご覧ください
- 医薬品
- 無修正ビデオや児童ポルノなど、法律で販売が禁止されているもの
- 使用済みの下着
- 改造エアガンやボウガンなど主として武器として使用される目的を持つ商品
- その他
以前はどの項目に何件の違反申告がされているかを入札者側も見ることができました。
なので入札したい商品があった時には違反商品の申告ページもチェックして、例えば「偽ブランドの申告が3件も入ってる！これは怪しいから辞めよう」「商品と関係ないカテゴリ？…なーんだ、よく見たらバーバリーじゃなくてノーブランドのコートだー危なかった入札しなくて良かった＞＜」などと判断材料の一つにすることが出来ました。
でも今は違反商品の申告が入っているのかどうか見ることが出来なくなってしまったので、入札者にとってのメリットはあまり感じられません。
なので滅多に違反申告もしなくなりましたが、明らかにカテゴリ違いや偽ブランドを見つけた時に気が向けば違反申告しています。
出品者は違反申告を受けたら通知されるので、良心的な（あるいは悪意のない）出品者であれば一旦その出品を停止してカテゴリを変更するなどの措置を取りますが、最初から違反だと知ったうえでワザと出品している悪質な出品者の場合は取り下げや変更などするはずもなく、柳に風で放置です。
そのせいで、バーバリーのカテゴリに出品されたノバチェックっぽい柄のノーブランドのコートや半島や大陸の怪しげな並行輸入品を高値で落札してしまって泣く落札者が出る羽目になります。
ただ、たまーにYahoo!がちゃんと仕事をするというか取り消しするので全くのムダという訳でもないようです。
自分が違反申告をした商品がYahoo!によって取り消されると、以下のメールが来ます。
ガイドライン違反商品通報プログラム「違反商品の申告」よりご連絡いただきました以下のオークションにつきましては、慎重に検討させていただいた結果、「不適切な商品を出品している」と判断し、Yahoo! JAPANにて削除または、取り消しいたしました。
ちょっと前に申告しておいた某ブランドの偽物出品者が削除されて模様ですが、こんなの違反出品の数が多すぎて氷山の一角にすらならないでしょうね(´-ω-`)
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